PALE LINO

ABOUT

那須の地が育てた野蚕が紡ぐ希少な繭から生まれた、
シルクを超えるスキンケア「パレリノ」。

パレリノは、厳しい自然の中で生き抜く野蚕の繭からとれる「ロディニアシルク」を原料にした、世界でも稀なスキンケアブランドです。4~5ヶ月もの間、夏から秋にかけての急激な気候の変化から身を守るこの硬い繭は、高級化粧品の原料であるシルクを超える美肌効果を持っているにも関わらず、大量生産が難しい希少原料であること、さらに成分抽出自体が困難であることから、いわば注目されることのない素材でした。
私たちは7年の歳月をかけてこの繭の生産から加工まで研究開発を進め、パレリノが誕生しました。

ロディニアシルクについて

いのちを守る、固いよろい。

雨、風、日差し、温度差…
厳しい自然のなかで生き抜く繭は
身を守る強さを手に入れました。
シルクの優しさに、天然の強さ。
ロディニアシルクという恵みを味方に。

驚くほどの肌なじみ「シルクフィブロイン」

パレリノのベース成分は、ロディニアシルクに含まれる整肌成分「フィブロイン」。人の肌に非常に近いアミノ酸からつくられています。つまり肌との親和性がよくなじみやすい。しっとり吸いつくようなうるおいを感じるのは、フィブロインが多孔質であるため、吸湿性に優れているからです。
さらに白いシルクに比べ、保湿性・うるおいによる保護、共により高い機能を誇っています。外部の刺激物から肌を守る力を高めるフィブロインは、まさに天然のヴェールと呼べる成分です。

繭1.5個からわずか0.1gの希少原料。
共同開発が実現した安全な抽出技術。

岩手大学発のベンチャー企業との共同研究により、硬く粉末化が非常に困難なロディニアシルクの抽出技術開発に成功。高い安全性を持ったスキンケア原料が誕生しました。

ロディニアシルクはバイオスプリングラボ(富士発條株式会社)の登録商標です。

パレリノについて

日々、美しさの種を播く。

美しい人からにじみ出る
強さとやわらかさ、そして凛とした風情。
それらは日々の小さな積み重ねの中で培われ
いつしか、誰も真似できないものに。

一人ひとり理想的な肌環境を育てる。

肌のお手入れの目的は、美肌リズムを整えてあげること。美肌菌※1に代表される肌の常在菌をその人にとってちょうどよいバランスにすることが大切です。パレリノは、整肌成分フィブロインを中心に、美肌菌ケア※2をやさしく導くキシリトール※3を配合。一人ひとり違う肌環境に有機肥料を混ぜ込むように、健康な素肌を育てます。

長くお使いいただくための処方設計。

天然由来の成分をできるだけシンプルに。安心してお使いいただけるよう、5つのフリーで肌にやさしく寄り添います。毎日そばにおいてお使いください。

  • 無香料
  • 無着色
  • パラベンフリー
  • アルコールフリー
  • 鉱物油フリー

和漢植物の伝統レシピ由来の国産ハーブエキスに、那須山麓からの伏流水※4。全ての原料は、厳選された天然エキスを中心に、安全かつ高品質な原料を使用し、自然派化粧品の実績を持つ那須の工場にて、徹底した品質管理のもと生産しています。

※1 肌表面に存在する肌の保湿に寄与するといわれている微生物叢(そう)の通称のこと。 ※2 うるおいを与え、肌のキメを整えること。 ※3 整肌成分 ※4基材(採集地:栃木県那須郡那須町):専用装置により殺菌や精製等、化粧品用として適した処理を施しています。

産地について

那須の里山とともに。

ロディニアシルクは手付かずだった自然の恵み。
荒れた里地里山を整備し、
クヌギやナラの葉を食べる野蚕を育て、
繭を活用することは、
ふるさとの景観を守ることにつながります。

  • どこにもなかった、ロディニアシルクのスキンケアを那須から。

    かつては養蚕が盛んで「天蚕場」の地名も残る栃木県那須野が原。私たちはここで、困難とされていた野蚕の一種であるロディニアシルクの大量収繭に成功。飼育を通じて里山を守る取り組みへとつなげています。

  • 自社養蚕場で生産されたロディニアシルクのみを使用。

    開発当初、野蚕の生態には不明な点が多く、育成は困難を極めました。私たちは、コクーンワールド福島で活動する野蚕飼育研究の第一人者である農学博士三田村敏正氏に指導を仰ぎ、那須にある自社養蚕場の飼育管理体制を確立。希少なロディニアシルクの量産を実現しました。

  • サスティナブルな取り組み

    圃場への植林による里山林の再生や、飼料樹であるクヌギの剪定枝を活用した木材チップによる雑草抑制など、1000年先の環境を見据えた地域循環型のサスティナブルな飼育管理を目指し、日々試行錯誤を重ねています。