PALE LINO

USERS’VOICE

「アーユルヴェーダとパレリノ。身近にあるものが嬉しい。」

MIDORI MIURA

那須塩原市内の人気ベーカリーで働く三浦みどりさん。地名に天蚕場の名が残る、自然豊かな里山に暮らしています。
アーユルヴェーダを生活に取り入れ、日常生活でもなるべくシンプルなものを使うことを心掛けているという彼女は、どのように日々と向き合い、自分自身を整えているのでしょうか。

—朝はどのように過ごしていますか。

ここは鳥の種類がとても多くて、早朝は色々な鳴き声が聞こえてくるんです。起きてからまず東を向いてヨガの「太陽礼拝」を行います。ヨガはこれだけを続けています。
わたしが起きる朝4時は、朝礼を終えたパン職人たちが働いている時間。出勤する7時はすでに折り返し地点です。そんなことを考えながら、身支度やスキンケアを行なっています。

—仕事をする中で心掛けていることはありますか。

若い職人たちが一生懸命焼いたパンを、いかにお客様に気持ちよく届けるか。それが私の仕事です。いくらパンが美味しくてお店が素敵でも、スタッフの印象が悪かったら私ならもう行かないでしょう。渡し方一つで全てが台無しになるということを肝に銘じ、最後に何を添えるかを大切にしています。
ホールに立つと背中で職人たちの熱量を感じます。息子、娘のような年齢の若い職人たちが、全力でがんばっている。微力な自分に何ができるのかを考え、仕事を迎えにいくような気持ちでいると、次第にお互いの仕事が重なり合い「一つのことを成す」のだと思います。誰にでもできる仕事ではありますが、例えばトングやトレイを拭くことひとつを取っても、そこに自然に思いが備わるようになりました。

アーユルヴェーダで使う太白胡麻油

—アーユルヴェーダとの出会いを教えてください。

栄養学を学んだあと、食品香料関係の仕事に就いたのですが、次第に仕事に対して疑問を抱くようになり、山小屋のようなカフェで休日だけアルバイトをはじめました。そこの奥さんがアーユルヴェーダをやっていたのがきっかけで、興味を抱きました。

アーユルヴェーダは、その人本来の状態に削ぎ落としていくもの。体質によって使うオイルが違いますが、一番オーソドックスなのは太白胡麻油です。私は四日市の九鬼産業のものを、自分で100度にキュアリングし、そこにエッセンシャルオイルを足して、クレンジングやマッサージに使っています。
まず、この太白胡麻油を顔に塗りクレンジングを行い、洗顔。化粧水はパレリノを、その後クリームとaesopのオイルを使っています。

—パレリノの使い心地はいかがですか。

とてもとろみがあって、肌の奥まで入っていくのをつけるたびに感じます。劇的な変化というわけではないですが、使い続けてみて確実に馴染んでいるのがわかります。この肌に入っていく感じが気に入って、小瓶に入れて持ち歩いています。

身土不二の考えはアーユルヴェーダにもあって、身近にあるものは身体に入りやすいのだといいます。散歩をしていると、ロディニアシルクとは種類が違うものでしょうが、野蚕の繭を見かけることがあります。こういう身近なものが化粧水になるのは、とても嬉しいことです。